2010年04月30日

4.目的を必ず達成する、お母さん、お父さんの共通点・・・ 

こんにちは。
ふれなび代表の HIROSHI AMIKURAです。



今日は、覚えておいていただきたい事が、一つだけ、あります。


それは
、「脳は、確実に質問されたことに対し、答えを出す」
ということです。

これだけでは、どのように、
子どもの潜在能力を伸ばすことにつながるのか? 

わかりづらいので、少し順を追って、
説明していきましょう。

私の本業の一つに、
ビジネスにおいての社員教育などが、あります。


そのときに、発展途上でまじめな社員さんほど、
自分自身に、

「なぜ、私は仕事ができないのだろう」
という、不適切な質問を、してしまう傾向があります。


なぜこのような質問が、不適切かと言うと、
「脳は、確実に質問されたことに対し、その答えを出してしまう」
からなのです。


「私が、ダメな人間だから」
「上司が悪いから」
などなど、様々な回答で悩みます。

発展途上で、真面目な社員さんほど、そのように、
自分を追い込んでしまいます。


大事なことは、このようなことが、
事実かそうでないかと言うことでなく、このような答えでは、

「仕事ができないと感じている事実」
が、なにも変わらない。


その事が、問題なのです。


では、ビジネスで成功している人は、どのような質問をしているのか? 
というと、


全く違う質問を自分自身にします。


その質問とは、
「どうしたら、仕事ができるようになるのだろう」です。


そして、この質問を脳が、キャッチした瞬間に、脳は、
望むか望まないか?


にかかわらず、その答えを探しはじめてしまいます。


 「もっと、注意深く行えば、できる」
 「上司に、相談すればできる」
同じようなことが、子育て中のお母さんお父さんにも、言えます。


「なぜ、子どもを怒ってしまうのだろう」
とか

「なぜ、うちの子は、そそっかしいのだろう」
など、という質問を、脳にすれば、


「私は、ダメな母親だから?」
「うちの子は、ダメな子?」
「旦那が協力的ではないから」
という何も解決に導かない、回答が出てくるかもしれません。


それでは、せっかくした質問が、解決へと導かないので、
好ましくないのです。

そうではなく、
「どうしたら、子どもを怒らず、目的を達成できるかな」
とか、
「どうしたら、落ち着いて、子どもが集中するかな」
という質問をすると、脳は、瞬間的にその答えを探しはじめ、やがて、
私たちに、回答をもたらすでしょう。


その回答は、いわゆる、「工夫」や「新しいアイデア」といったものです。


工夫や、アイデアが出てくれば、またそれを、
実行に移してみる、チャレンジ、TRYしてみることが、できるのです。

お母さん、お父さん、日々実践。
私もがんばります。
  
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